自社サイト学習をするチャットボットをAIプラットフォームで作ってみた

「AIに読み込ませるCSVやテキスト作成の手間を減らしたい」「誤回答をしないチャットボットを使いたい」といった悩みを解消する一つの方法は、自社サイトを学習させたチャットボットを作ることです。

指定したWebサイトのURLを指定し、その中から回答をしてくれるため誤回答(ハルシネーション)のリスクを大きく減らせます。

今回は、自社サイトを参照し、回答してくれるチャットボットを企業向けAIプラットフォーム「GIDR.ai」(ガイダーエーアイ)で作ってみました。

▼以下の方におすすめの記事です▼

「自社サイトを学習してお客さんに答えてくれるチャットボットがほしいカスタマーサービス管理者」

「自社のヘルプページを参照してオペレータをサポートしてくれるチャットボットがほしいBPO」

「社内サイトを学習して社内ヘルプデスクで使えるチャットボットがほしい社内ヘルプデスク管理者」

▼動画からもご覧いただけます▼

 

トライする内容

今回は、弊社(株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー)のサイトを参照しながら回答してくれるチャットボットを作ってみます。

自社サイトから返答するチャットボットの作成方法

では「GIDR.ai」を使ってチャットボットを作成していきましょう。

1. 「GIDR.ai」へログイン

「GIDR.ai」へログイン

2. チャットボット作成ボタンを押す

3. チャットボットの名前を入力

4. 参照するURLを入力

5. 質問を入力

6. 指定サイト内を参照中

7. 回答を表示

簡易回答、詳細回答、参照したページURLを表示してくれます

 

▼URLをクリックすると、該当ページを見ることができます

 

▼AIに指定したURLだけでなく、紐づいているページの情報も参照して回答してくれます。
試しに、本社サイトに紐づいている製品ページについての質問をしてみました。

8. 作ったチャットボットは簡単に共有できます

 

▼URLやコードで、簡単に共有や活用ができます。

9. 共有URLを開くと、すぐにセッションを開始できる状態となっています。

 

GIDR.ai(ガイダーエーアイ)とは

GIDR.aiとは、企業向けAIプラットフォームです。米国GIDR(ガイダ―社)が弊社とともに共同開発しているシステムです。

GIDR.aiの特徴は、導入企業が自在にカスタマイズし、使い勝手の良いAIエコシステムを社内に作れることです。さまざまな社内にあるツールやプロセスをAI化していけます。

以下のような要望にお答えできるのがGIDR.aiです。

  • 「一つの製品で社内のAI化を一気に進めたい」
  • 「AIツールが乱立して運用が非効率化してしまうのは防ぎたい」
  • 「カスタマイズ性が高いAIツールがほしい」

 

 

GIDR.ai「チャットボット作成」機能で評価されているポイント

今回使用した「チャットボット作成」機能は、GIDR.aiの数ある機能の一つです。

しかし、この機能だけを活用したユーザーからは、すでに以下のポイントが高く評価されています。

高いセキュリティ

・チャット内における個人情報の匿名化も可能です

チャット内における個人情報の匿名化も可能です

LLMの切り替えが簡単

・設定画面からLLMを任意で選べます。ローカルLLMに加え、GPTやClaudeなどのAIへ簡単に切り替えられます。

設定画面からLLMを任意で選べます。ローカルLLMに加え、GPTやClaudeなどのAIへ簡単に切り替えられます。

※「自社の使用にピッタリのLLMを見つけたい」というニーズに答えてくれる機能です。

GIDR.ai導入の流れ

GIDR.ai導入の流れは以下のとおりです。

  1. 問い合わせ
  2. カウンセリング・提案 
    (弊社によるカウンセリングが行われます。「企業が抱えている課題は何か」「AIで何が実現できるか」をじっくり話し合います)
  3. 提案内容のご検討
  4. お申し込み
  5. 提供準備
  6. セットアップ
  7. 運用開始
  8. 運用サポート 
    (GIDR.aiは売り切り製品ではありません。常に最新のAI機能が搭載されていきます。そのため定期的にコンサルティングを行います。「最新AI機能をどのように活用できるか」「導入企業にピッタリのAPIやLLMは何か」を共に考えていきます)

今回は、AIプラットフォームGIDR.aiを使って、自社サイトを参照しながら回答してくれるチャットボットを作成してみました。

いまAIプラットフォームをご利用のお客さまも、利用を検討されている企業さまも、「AIでこんなことを試してみたい」「これってAIプラットフォームで実現できるのかな」という要望がございましたらお気軽にご相談ください。

上部へスクロール